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金髪に青い瞳の「あいか」ちゃん。海外の少女というイメージです。

Twitterやブログなど、インターネットは今ではすっかり国境を越える存在になってます。
私のTwitterでは多くの海外の方が、話しかけてくれました(今は凍結されてます)。
ブログのコメントでも、少ないですが、書き込んでくれる海外の方が居ます。
(現在は、スパム対策として、日本語で書き込まないと受け付けないようにしてあります)

こうした海外からの反応は、すごく嬉しいものです。
ですが、その一方で、うまく意思の疎通が出来ないと、イライラの原因になります。
相手の海外の方には、突然怒り出す方も少なからず居ます。
そこで私がやっている解決法を書きます。

その1「やりとりは英語」
日本語は複雑すぎます。
海外の方が、自動翻訳した日本語で話しかけてくれる事もありますが、多くの場合、意味不明です。
もちろん、英語以外の言葉を使われている方も多いです。
ですが、こちらも英語、相手にも英語を使ってもらいましょう。
理由は簡単です。
英語の自動翻訳が一番精度が高いからです。

その2「翻訳サイト」
翻訳は自動でやってくれるものも多いです。
例えばTwitterではtweetの翻訳機能があります。
「ツイートの翻訳について」
https://help.twitter.com/ja/using-twitter/translate-tweets
でも、これはまったく信用出来ません。ほとんどの場合、無茶苦茶な翻訳です。
一番普及しているのがGoogle翻訳でしょう。
https://translate.google.com/
ただ、これも精度は低いです。
使えないほどではないのですが。
特に海外の言葉を日本語に置き換える能力は、信じられないほど低いです。

私の場合はDeepLを使用しています。
https://www.deepl.com/translator
こちらは、そこそこの精度を持ってます。

その3「翻訳の確認」
日本語のテキストを英語に翻訳したら、それで終わりではありません。
必ずもう一度、その英語を日本語に再翻訳してみましょう。
元の文章に戻るなら、完璧な精度です。
大抵の場合は違う文章になりますが、意味が同じなら合格です。

その4「精度を高める」
精度を高める方法も使います。
まず、1つの文章に沢山の事柄を盛り込むのはNGです。
1つの文章には、1つだけが基本です。
例えば
「その人形はとても重く、運ぶのに専用の台車が必要です」
これでもNGです。
「その人形は重いです」「人形を運ぶのに専用の台車が必要です」
と、2つに分けるべきです。

その5「主語を略さない」
日本人は主語を略すことが多いですが、それも誤訳の原因になります。
「それ」や「あれ」も可能な限りやめた方が良いです。ちゃんとした名前を使うようにします。

その6「流行言葉」
ほとんど通じません。
教科書に載ってるような古めの言葉を選ぶべきです。
あと意外かもしれませんが、SNSなどの略語も正しく翻訳されないケースがあります。(海外で使われていてもダメ)
Twitterなどの固有名詞は大丈夫です。

ここまでで、基本はオッケーです。
その上でさらに必要なことを書きます。

その7「相手を知る」
相手の立場を知る必要があります。
Twitterで話しかけてきたなら、その人の過去のtweetを見て、調べます。
直接相手に「あなたは何をしたいのですか?」と聞くのもアリです。
過去に私がやった失敗では、ショタドールに反応してきた海外の人が居たのですが、「自分用にショタドールが欲しい人」だと思って、会話していたら、相手は「ショタドールを日本人向けに開発するので意見が欲しい人」でした。
個人として欲しい人だと思ったので、いろいろお勧めしたら、その1つ1つに「それはここが良くない」と言ってくるので、「好みがうるさい人」だと思ったら、「新しいものを作りたいメーカー」だったという落ちです。
そりゃ、既存のショタドールには満足してないはずだ。

別の人でも失敗したことがあります。
その人は私がブログにあげた「ちっちゃなお姉さん」の記事に反応してました。
このドールは、Yahoo!オークションで個人の作家さんが数ヶ月に一度作品を売っている物です。
「それが欲しい」というので、「海外からは難しい」と話していたのですが、「手に入れて欲しい」とお願いされたりして。「無茶を言う人だな〜」と思ったら、実はドールの写真を集めている人でした。
そんなの分からないよ〜。
そもそも、商品ページに出ている以外の写真を、まったく関係ない私がもってるハズないし。
この時は、相手も「私がどんな人」なのかを理解していなかったので、無茶を頼んできた訳です。

その8「基本はうまくいかない」
うまくいかなくて当たり前だと思うと楽です。
失礼な言い回しをしてくる人は、翻訳の精度のためだと思いましょう。
それより、遠い海外の人が話しかけてきたことに喜びを感じられれば、良いと思います。


最後に
よく使うフレーズを書き出しておきます。
Could you tell me about yourself?
(あなたのことを教えてください)

What would you like to do?
(何をしたいのですか?)

Do you mind if I ask you a question?
(質問しても気にされませんか?)※めちゃ丁寧な質問。

I'm looking forward to hearing from you. 
(ご連絡をお待ちしております)※相手からの連絡を待つ、一時中断などに。

I'm looking forward to it.
(楽しみにしています)※相手が満足して、後は自分で何かするなら、これで会話を終えられます。

I'm happy to help.
(お役に立てて何より)※相手が「ありがとう」と言ってきたら、これ。

I'm afraid I can't help you.
(残念ですが、力になれなくてすみません)※これで永久に会話を終えられます。
※「l can't help you.」だと「助けられない」だけになり、「なぜだっ」と相手が怒ってくることあり。

I'm afraid I don't know. I'm sorry for not answering yoir question.
(残念ながら私には分かりません。質問に答えられずすみません)※最初から訳の分からない人などに。

I'm sorry for this late notice.
(お知らせが遅くなり、すみません)※すごく使う。何か調べてから返答するときは、大抵、これを付けている。

Thank you for your quick response.
(迅速な対応ありがとうございます)※これもよく使う。

以上です。役に立つと良いのですが。