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先日公開した記事で、ママさんとあいかちゃんを立たせて撮影しました。
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こちらです。
手前のあいかちゃんは軽量なので、ほんの少しだけママさんに寄りかかってますが、ほぼ自立してます。(そのために足を開いてる。足を閉じるより立たせやすい)
ママさんは、壁によりかかってます。プラス、これから書くテクニックを使用してます。

さて。
多くの方が、ドールを撮影する時にポーズをつけるのに苦労していると思います。
私は苦労してます。
先輩ドーラーの方も、バランスをとって立たせる記事を公開しているので、それらを参考にしてもらいつつ、私が実践している「お手軽」な方法を記事にしておきます。

なお、台を使う方法については、過去の記事を参照してください。
ヒールの靴などを履かせる場合は、難易度が格段に高くなるので、台を使用する必要が出てくると思います。
「グロロが立った」

「ドールのための新しい自転車台」

「グロロ、再び大地に立つ」

「「ママ」さんも大地に立つ」
http://aika773.livedoor.blog/archives/7031590.html

いきなり核心を書きます。
「壁に寄りかからせる」です。
はい、皆さんも既にやっていると思います。
ただ、これは基本で、追加があります。

まあ「壁に寄りかからせる」だけで、大抵は立ちます。
体の重心線がズレていても、なんとか立ちます。
撮影中に倒れる場合があるので、要注意ですが。

では、倒れにくくするにはどうするかと言えば、支え棒をかますことです。
大股にして足を開けば、二本の足のそれぞれで支えるので格段に立ちやすくなります。
でも、それじゃあ、可愛くない。
そんな場合は、これ。
「片足も壁に付ける」です。
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赤で示した背中と、右足裏。このニ点でほとんどの体重を支えてます。
加えて、左足をあげて壁に当てることで、これが支え(つっかい棒)になります。
(背景の白布のシワで、緑部分がしっかり壁への支えになっていることが分かると思います)
倒れにくい上に、ちょっと可愛いポーズになります。

基本的にロリ系は軽いので立ちやすいです。
上記のポーズでも、頭の向きや、手のポーズなどは、自由に変えて、バランスが多少変わっても倒れません。
問題は、重い大人ドールです。
それでも、基本的には同じことをやります。
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この写真では、ボディにひねりも入れているので、バランスが難しくなってます。
ちゃんと重心線を取れば良いのですが、私自身もよく分かりません(笑)。
そこで左足に加えて左手でも壁に体重を逃がします。
この時ですが、わざと左手側に重心をずらして立たせれば、ズレた分を緑色の接地でカバーして、何も支えのない右へと倒れることもなくなります。

ドールのポーズは、横にして形を作ってから立たせるのが、基本のようです。
(先輩たちの記事を読むと)
でも、それもなかなか難しい。
特に関節がゆるいと、思った通りにはなりません。
立たせた後の自重でも、曲がってくるし。
そんな時でも、手や足を壁につけて支えてやれば、なんとかなることが多いです。
関節が本当にゆるゆるだとダメですが、わりと緩くても壁との摩擦で、ポーズをキープしてくれます。(壁にむかって体重の一部を逃がしていることが、関節の固定になる)

私は、大人ドールでは胴体の曲げやヒネりを寝せて行い、後は立たせてからバランスを作っていきます。
壁、そして重心が来てない方の足の支えが入れば、大丈夫。
もちろん、絵にならないポーズでしか立たない場合もありますので、その場合は、もう一度寝せて、胴体の曲げからやり直すことになります。

ちょっと適当すぎる方法ですが、実践のハードルはめちゃ低いですよ。