
↑「逮捕」ということでラブパトのコスプレしたQちゃん。
本日、びっくりするニュースが流れてきました。
「「まんだらけ」社長ら5人を書類送検 わいせつ写真掲載本販売か」
※2022年06月15日修正
記事が削除されたため、別の記事のリンクを置きます。
「「まんだらけ」社長が書類送検 年600冊売った“ビニ本”の中身」
https://bunshun.jp/articles/-/54820
「まんだらけ」は、先日のラブドール中古販売の記事でも出しましたが、大手の中古業者です。
基本は古本漫画が専門ですが、おもちゃや、あらゆるモノを扱います。
今回はビニ本を販売したことで
※「販売目的で所持していた罪」としている記事もあり。
「まんだらけ」は、先日、古いAVを集めたお店が問題にもなりました。
店に問題は無かったのですが、近くの店舗が目の前にエロイ店が出来たと騒いだためです。
さて、話題を戻して、今回の事件について問題を整理します。
直接には、刑法175条違反になります。
これは警察が『ワイセツ(健全な風俗に反する)』と認定したモノが対象です。
ただ、警察が独自に判断するため、表現の自由との兼ね合いでいつも問題になります。
そのため、無罪になることもあります。
「性器が出てる写真でしょ?」
と思う方も居るでしょうが、「だからダメ」ではないのです。
たとえばそれが芸術であれば、OKです。
「ビニ本は完全にエロでしょ?」
と思う方も居るでしょうが、エロ目的で作られた品でも、例えば春画などは芸術として扱われてます。
ビニ本も時間が経過しており、当時の社会情勢を知る資料としての価値は当然あり、ただのヌード写真集ではなくなっています。
同時に、この事件では『被害者がいない』点も重要なんです。
基本方針として、被害者がない事件では、警察の行動は「社会利益に反する場合」のみに適応されねばなりません。
そう考えると、古本のエロ本を売買することを取り締まるのが社会利益になるのか、警察は立証する必要があります。
すでに表現規制に賛成の人、反対の人が活発に動き始めているようです。
果たしてどうなるのか。
今は、ドーラーにそれほど関係ない事件ですが、やかてラブドールも規制される未来が来れば、人ごとでは無くなります。
まあ、その前にAV規制でエロ動画がなくなりそうですが。
こちらも絶賛情報集めてます。今しばらくお待ちください。
※2022年05月27日23時50分追記修正
コメントを読んで、「逮捕」としていた部分を「書類送検」としました。
書類送検後に検察による判断があり、罪に問われるかが決まります。
※2022年12月28日追記
不起訴になった案件なのに、都からアダルト商品の販売停止の処分が下ったようです。
ひどいな都の対応。
「「まんだらけ」にアダルト商品販売停止処分 「不可解」と会社側」
コメント
コメント一覧 (2)
過去には盗品と知りつつ漫画原稿を販売して書類送検されましたし、今回の件もありますから次回は逮捕されるかもしれないですね(苦笑)
aika773
が
しました