
↑ロボットの話題なので、ロボQちゃん。
この写真以外はリンク先にデータがあるため、突然消える事があります。
以前、「読んでます」と紹介した本の一冊。
「セックスロボットと人造肉 テクノロジーは性、食、生、死を“征服"できるか」
↓写真をクリックするとAmazonの商品ページに飛びます
読み終わるのに、かなり時間がかかりました。
理由はひとつ。
内容が酷すぎる。
一言で表すと不愉快です。
テーマは社会を変える可能性のあるテクノロジーについて。
具体的には、ロボットの伴侶、人工の食肉、母体を使用しない胎児製造、安楽死です。
この中でこのブログで扱いたいのは、ラブドールの進化の先にあるロボットの伴侶。
第一章がそれ。
ここで、ロボの開発もしているラブドールメーカーのアビスクリエーションズと、ラブドール愛好家などに取材してます。
しかし、著者の取材態度が、めちゃくちゃ不愉快。
相手をわざと怒らせたり、はなからウソだと決めつけたり。
結局、「新しいテクノロジーなどいらない」と言いたいようです。
でもこれって、「じゃあ、どこまで科学を捨てて自然にもどるの?」という話なんですよ。
最新のテクノロジーに反対の立場の著者だって、スマホを使ってるし、いろいろなテクノロジーを便利に使ってる。自分が使ってるよりも先の技術に理解が及ばないから、「恐ろしい物だ」と文句言ってるだけ。
滑稽すぎる。よく本を出させてもらえたな。
とにかく読むのに辛い本でした。バカが書いた妄想を読まされているわけですから。
とは言っても、細かい部分で「へぇ〜」とい情報はありました。
以下にめぼしい部分を書きます。
まず冒頭で取材を受けているアビスクリエーションズ。
過去に私のブログでも紹介したことありますが、ラブドールの他にロボットを作っているメーカーです。
特に重点を置いて紹介されているのがハーモニーX。
こちらです。
↓写真をクリックするとアビスクリエーションズに飛びます
他にメーカーの細かい情報が、面白かったです。
アビスクリエーションズでは、年間600体のラブドールを販売、顧客の5%が女性。
外見の造形で一番難しいのは、手。なので、手は人間を型取りしているとのこと。
ロボ系ラブドールを購入したいと思ってるドーラーの取材では、一人しか取材を受けてくれなかったそうです。
出てきた男性は、三人のお迎えをしてる人。
最初の一人は妻で、後の二人は妻の友達。なのでエッチはしない。
実はエッチしないのは、骨格の劣化を防ぐため。写真撮影とかするのに壊したくないようです。妻は手首が既に骨折してしまっている。
なお、妻ドールは日本人とのハーフで、ファミリーネームが「クロネコ」。いやいや日本にそんな名前の人居ないよ。でも、これは微笑ましいエピソードに感じました。
あと、ラブドールの原型のために、顔も含む全身の型取りのバイトに来た女性のインタビューも興味深かったです。
2時間で200ドルの仕事で、ドールが発売されて売れたら一体につき500ドルがもらえる契約。
このモデルさん、著者にラブドールの原型になることで、めちゃ攻撃されてました。
著者は「自分の姿をした人形が他人に抱かれることに抵抗はないのか」とか。
対してモデルさんは、「自分ではないので、気になりません」と、著者の意地悪な質問も相手にせず。これは痛快でした。
あとは、ロボ系ラブドールに反対している人にもインタビューしてます。
その人は、それはレイプロボだと名付けてます。
なぜならロボットに拒否権はなく、いいなりになる存在に自由に振る舞うのはレイプである、と。
あと、この人と著者は、ドーラーが「ドールによって孤独から開放される」と言うと、猛反対するんですよ。
それは絶対に孤独のままだ、と。
孤独は、個人の感覚だから、関係ない人間が否定すべきことじゃないと思うのだけど。
あるいは、子供が人形に話しかけたりすることは、どう考えるのだろうか? 子供にとっては本物の友達だと思うけど。
加えて、大人なら、写真に話しかけたりするけど、そういう行為、人間以外と話す事はすべて無意味だと言うのかな? 冷酷なのね。想像力も欠如してる。
ロリドールの話題も、めちゃ少ないけど出てきます。
ロボ系ラブドールの製作者は、子供タイプは作ってない。
その理由を想像して、
「対象を独占できるのだから、虐待行為の助長に繋がる。だから子供タイプは作ってないのだ。逆に言えば、女性タイプは虐待になると理解しているのに作ってるのだ!」
と論理展開(妄想展開)してます。
はっきり言いますが違ういます。
ロリ系ラブドールは、そちらの国では規制されているからです。
虐待など、まったく関係ないです。
そんなことも知らないのかよ。
あとはアジア圏でラブドールメーカーが多いことにも触れていた。
「アジア人はエロだ」とか言い出すかと思ったら、ここはまともな解釈してました。
メーカーはアジアに多いが、購入者は全世界に居るので、アジア人がエロ訳ではない、と。
最終的な結論として著者は、ロボ系ラブドールは、「フェミニズムの問題ではなく、ヒューマニズムの問題だ」と訴えております。やれやれ。
最後に
この本は、時間を無駄にしつつ、イライラしたい人にお勧めの一冊です。
つまり、やめとけ。
以上。
理由はひとつ。
内容が酷すぎる。
一言で表すと不愉快です。
テーマは社会を変える可能性のあるテクノロジーについて。
具体的には、ロボットの伴侶、人工の食肉、母体を使用しない胎児製造、安楽死です。
この中でこのブログで扱いたいのは、ラブドールの進化の先にあるロボットの伴侶。
第一章がそれ。
ここで、ロボの開発もしているラブドールメーカーのアビスクリエーションズと、ラブドール愛好家などに取材してます。
しかし、著者の取材態度が、めちゃくちゃ不愉快。
相手をわざと怒らせたり、はなからウソだと決めつけたり。
結局、「新しいテクノロジーなどいらない」と言いたいようです。
でもこれって、「じゃあ、どこまで科学を捨てて自然にもどるの?」という話なんですよ。
最新のテクノロジーに反対の立場の著者だって、スマホを使ってるし、いろいろなテクノロジーを便利に使ってる。自分が使ってるよりも先の技術に理解が及ばないから、「恐ろしい物だ」と文句言ってるだけ。
滑稽すぎる。よく本を出させてもらえたな。
とにかく読むのに辛い本でした。バカが書いた妄想を読まされているわけですから。
とは言っても、細かい部分で「へぇ〜」とい情報はありました。
以下にめぼしい部分を書きます。
まず冒頭で取材を受けているアビスクリエーションズ。
過去に私のブログでも紹介したことありますが、ラブドールの他にロボットを作っているメーカーです。
特に重点を置いて紹介されているのがハーモニーX。
こちらです。
↓写真をクリックするとアビスクリエーションズに飛びます
取材によると会話が可能で、会話をAIで分析して、よりオーナーの好みの人格に変化するとのこと。
ちょっと大げさに書かれている気もします。
販売されてるロボ系ラブドールに、そこまでの機能はないと思うのだけど。
ちょっと大げさに書かれている気もします。
販売されてるロボ系ラブドールに、そこまでの機能はないと思うのだけど。
アビスクリエーションズでは、年間600体のラブドールを販売、顧客の5%が女性。
外見の造形で一番難しいのは、手。なので、手は人間を型取りしているとのこと。
ロボ系ラブドールを購入したいと思ってるドーラーの取材では、一人しか取材を受けてくれなかったそうです。
出てきた男性は、三人のお迎えをしてる人。
最初の一人は妻で、後の二人は妻の友達。なのでエッチはしない。
実はエッチしないのは、骨格の劣化を防ぐため。写真撮影とかするのに壊したくないようです。妻は手首が既に骨折してしまっている。
あと、ラブドールの原型のために、顔も含む全身の型取りのバイトに来た女性のインタビューも興味深かったです。
2時間で200ドルの仕事で、ドールが発売されて売れたら一体につき500ドルがもらえる契約。
このモデルさん、著者にラブドールの原型になることで、めちゃ攻撃されてました。
著者は「自分の姿をした人形が他人に抱かれることに抵抗はないのか」とか。
対してモデルさんは、「自分ではないので、気になりません」と、著者の意地悪な質問も相手にせず。これは痛快でした。
あとは、ロボ系ラブドールに反対している人にもインタビューしてます。
その人は、それはレイプロボだと名付けてます。
なぜならロボットに拒否権はなく、いいなりになる存在に自由に振る舞うのはレイプである、と。
あと、この人と著者は、ドーラーが「ドールによって孤独から開放される」と言うと、猛反対するんですよ。
それは絶対に孤独のままだ、と。
孤独は、個人の感覚だから、関係ない人間が否定すべきことじゃないと思うのだけど。
あるいは、子供が人形に話しかけたりすることは、どう考えるのだろうか? 子供にとっては本物の友達だと思うけど。
加えて、大人なら、写真に話しかけたりするけど、そういう行為、人間以外と話す事はすべて無意味だと言うのかな? 冷酷なのね。想像力も欠如してる。
ロリドールの話題も、めちゃ少ないけど出てきます。
ロボ系ラブドールの製作者は、子供タイプは作ってない。
その理由を想像して、
「対象を独占できるのだから、虐待行為の助長に繋がる。だから子供タイプは作ってないのだ。逆に言えば、女性タイプは虐待になると理解しているのに作ってるのだ!」
と論理展開(妄想展開)してます。
はっきり言いますが違ういます。
ロリ系ラブドールは、そちらの国では規制されているからです。
虐待など、まったく関係ないです。
そんなことも知らないのかよ。
あとはアジア圏でラブドールメーカーが多いことにも触れていた。
「アジア人はエロだ」とか言い出すかと思ったら、ここはまともな解釈してました。
メーカーはアジアに多いが、購入者は全世界に居るので、アジア人がエロ訳ではない、と。
最終的な結論として著者は、ロボ系ラブドールは、「フェミニズムの問題ではなく、ヒューマニズムの問題だ」と訴えております。やれやれ。
最後に
この本は、時間を無駄にしつつ、イライラしたい人にお勧めの一冊です。
つまり、やめとけ。
以上。
コメント
コメント一覧 (2)
aika773
が
しました