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↑うちのグロロちゃん。記事とは関係ない写真です。
この写真以外はリンク先にデータがあるため、突然消える事があります。

ラブドールに関係ありそうな映画を観ましたので、ご紹介します。
基本的には、ラブドールではなく、ロボが出る映画です。
「愛Robot したたる淫行知能」
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愛Robot したたる淫行知能
チャンネルNECOの放送で見ました。
人工知能ならぬ淫行知能というのが、けっこう好き。
ただ、本編はエッチなシーンはありますが基本的には悲哀的です。
主人公は女性漫画家。男性の編集者と付き合ってますが、事故に遭ってしまいます。
目覚めると、自分はケガをしており、一緒に居た編集者は死んだと教えられます。
ところが、ここに死んだはずの編集者そっくりのロボが現れます。
ロボの研究者は、自身も妻を亡くしたときに妻そっくりのロボを作って救われた経験があります。
※パッケージの下着メイドみたいな女性。
ニセモノでは、心が救われないと思っている主人公ですが、献身的なロボにやがて心と体を許していきます。
最後に物語に、びっくりな仕掛けが用意されてます。
ありがちでもあるのですが、なかなかよかったです。
基本的に脚本は、かなり良いと思いました。
ただ、役者さんがあまり演じきれてない印象。
本作のような「AV女優さんが出てるちょっとHな映画」では、けっこうありがちなパターン。

「人を造る」
映像のソフト化を発見出来なかったので、予告編を貼って起きます。

BSよしもとで見ました。
吉本興業が製作した30分ほどのミニ映画です。
主人公の科学者は、死んだ恋人を遺骨から再生します。
でも、出来上がったのはおっさん。
ここまでは大笑いですが、コメディにはなりません。
見て損は無かったですね。得もしてない感じではありますが。

「弟とアンドロイドと僕」
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弟とアンドロイドと僕
WOWOWで見ました。
阪本順治監督作品で、けっこう好きな監督なのですが、本作は自叙伝(?)的な作品らしく「本作を撮らないと先に進めない」と言って撮影したとか。
はっきり書きますが、内容は意味不明です。
よく企画が通ったな、というのが感想です。
物語は、自分にそっくりなアンドロイドを作っている男の話。
彼は、自分の存在に確信が持てない状態で、「もう一度、自分を生まれさせるため」にロボを作ってます。
ですが、そのロボは、物語の中で弟に破壊されてしまいます。
あと、謎の少女も出てくるのですが、全体が謎の物語だけに、彼女の正体も謎です。
実は意味が分からなくて、いろいろな映画サイトの感想も見てみたのですが、全員が「わからん」と書いてました(笑)。
ある意味で、すごいことかもしれません。

「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」
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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド
WOWOWで見ました。
ドイツの映画。
物語は、最初に紹介した「愛Robot したたる淫行知能」に似てます。
※そんなこと書くとドイツで怒られそうですが。
ドイツの映画賞で、監督賞、脚本賞、女優賞などを受賞してます。
あと、アカデミー賞の国際長編映画賞にも出品されている。
物語は、主人公の女性が、バイト感覚で自分好みに調整されたアンドロイドと三週間共に生活する話です。
このロボは、ある意味で「高度に進化したラブドール」です。
最初は女性がメロメロになりそうな甘い言葉を口にしてきます。
ですが、それでは女性が心を開かないと理解し、学習していきます。
ロボの彼氏は、彼女の恋愛感覚を満たすのではなく、心を幸せにしようとする。
すごく未来のラブドールにも、必要な要素です。
そして、今のラブドールもエッチだけが目的なのではなく、ドーラーの心を幸せにしてくれる存在なので、同じだな〜と思いました。

ちなみに、「弟とアンドロイドと僕」も、「アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド」も父親の面倒を見ているシーンが出てくるのですが、やはり現代において「介護」は無視できない人の生活の一部なのでしょうね。
※あとは、生命のないロボを描くときのメタファーとして必要なのかも。

以上、最近見たラブドールに微妙に関係ありそうな映画たちでした。