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↑記事とは関係ないmakepureのグロテスク「グロロ」ちゃん。
この写真以外は、リンク先にデータがあるため、突然消える事があります。

ネットで見かけた話題をご紹介します。
その1「AI関係」
AIは急速に進化していて、いろいろ現実が追いついていません。
「声優さんの声を無断で機械学習した生成AI等の問題」
AIを使用することで、声優さんの声を覚え込ませて、新たなセリフなど言わせる技術について。
これが許されると声優さんが仕事を失うことになります。
表現規制について戦っている山田太郎議員が動きました。
これは良い一歩だと思います。

AIでもうひとつ問題になっているのが、AIを使用して作られるディープフェイク。
特にエロ系が深刻です。
簡単であるため、学生が同級生のヌードを作ったりする事案も発生。
これに対して、動いた県があります。
鳥取県が独自に取り締まる条例を作りました。
これ、まったく賛同できないです。とくに鳥取県なのがヤバイ。
過去にはAmazonが有害指定した本に関して、県の範囲を超えて規制しようとしたり。
とにかく「自分が正義だと思ったら」越権(越県)行為を平気でする、法律を守らない議員たちなんです。
今回の条例も日本初ですが、当たり前、みんな法律や表現の自由との関係を精査している段階。
それを先走ってしまうのが鳥取。本当に、やれやれです。

その2「海外の表現規制」
海外で重要な表現規制が開始されました。
これ、日本も無関係ではありません。
「Rightwing groups across US push new bans to limit ‘obscene’ books in libraries」
https://www.theguardian.com/us-news/2025/apr/01/new-book-bans-library-schools
ガーディアンの2025年04月01日の記事。
アメリカの教育団体が、エロ以外の本もどんどん禁書にしてしまっている話。
性的マイノリティーについての本も禁止。聖書の内容に反するモノは、すべてダメなようです。
SFや漫画でも指定されたものがあるようです。
地獄ですね。
さらに、鳥取県……ではなくテキサス州の議員たちは、この教育団体に図書館の本を選ぶ検閲の権利を与えようとしているとか。

もう一点。テキサス州の話があります。
州内でのゲーム、アニメ、漫画シリーズの所有が違法となる法案を全会一致で可決したそうです。
なお、すべてを禁止している訳ではなく、未成年者や未成年者に見える人物のエロ描写があるとアウトです。
図書館だけでなく、州全体からエロを排除したいようです。

表現規制で最近の話題はカード会社による規制(と思われる態度)。
こちらも、新しい動きがありました。
「Introducing the Visa Acquirer Monitoring Program」
https://usa.visa.com/visa-everywhere/blog/bdp/2024/08/29/introducing-the-visa-1724958906425.html
VISAが、新しいアクワイアラ監視プログラムを開始したという告知。
2025年04月01日開始なので、すでにはじまってます。
これがなにかと言うと、不正取引(監視するのは理解出来る)と、望ましくない取引(内容がボンヤリしすぎている)を取り締まるものです。
基本的にエロ系は、訴訟のリスクもあり(エロを決済したことで訴えられたカード会社あり)、どんどん厳しくなると予想されています。
いまでも、エロ系でVISAは「全滅に近い」のに……。ますます使えなくなりそうな予感。

ちなみに私の場合ですが、VISAがアウトだったネット決済でも、そこがAmazonPayがOKならどんなエロでも無審査で通ります。そしてAmazonPayの支払いにはVISAが使えてしまうので、結果としてVISAでエロを買ってます。「それでいいのかよ」と思いますが出来てます。

その3「エロの研究」
ネットで見つけた面白いエロ系の研究も紹介します。
「現代日本社会における「メスイキ」嗜好の受容と歴史的・文化的文脈」
https://anond.hatelabo.jp/20250215164844
「メスイキ」という言葉は、最初に知ったのはAVのタイトルだと思います。
基本的に女優さんが男性を責める系のAVで使われている印象。
この記事を読むまでは「女性が男性を責める」ぐらいの認識しか無かったのですが、意外と奥が深いようです。
男性や女性、レズ、ゲイ、男娘など性が多様化してますが、その一種に近いのかも知れません。
規制関係ではエロを否定してますが、やはり大切な文化だと思いますね。奥が深い。

以上、最近の気になった記事です。