
完結編です
過去のシリーズは、こちら
その1
その2
その3
その3.5
http://aika773.livedoor.blog/archives/6466234.html
グロロちゃんが、アイドル業界から消えてから一ヶ月。
アイドルとしてトップの座に輝いているのは、ママ仮面だった。
全裸なので、TVには出られないというグロロちゃんの予想に反して、ママ仮面は巧みな技で秘部を隠しきって、芸能界の荒波を乗り越えていた。
ママ仮面「私はやったのよ。頂点に立ったの!」
そんな彼女に油断があったとしても、誰も責められないだろう。
一瞬の隙をついて、熱狂的なファンが彼女の仮面に手をかけて、剥ぎ取ってしまった。
悪いファン「キャストオフ!」
ママ(仮面なし)「しまったっ」
すぐに顔を隠そうとする。ただ、そうすると秘部が見えてしまう!
顔も、秘部も、どちらが見えてもママ仮面としては終わりを意味する。
絶体絶命のピンチだ。
その時……
謎の声「これを使って」
そのに投げ込まれた1枚のパンティ。
ママ(仮面なし)「助かった!」

ママ仮面「セットアップ」

ママ仮面「Newママ仮面」
秘部を見せること無く、『蒸着』より早く0.005秒間で完了させる。
謎の声「いや、それで秘部を隠してもらおうと思ったのに」
Newママ仮面「その声。あなたは……」
そこに立つ少女を誰もが知っていた。
Newママ仮面を救ったのは、グロロちゃんだ。

Newママ仮面「グロロちゃん」
グロロ「私、戻ってきたの。自分で新しいスタイルを確立して」
Newママ仮面「新しい? その感じはロックなの?」
グロロ「違うわ」

そう言うとグロロは、あるモノを取り出し顔に装着した。

Newママ仮面「それはゴシックの時に使っていた眼帯」
グロロ「そうよ。ロックとゴシックの融合。ゴロックよ!」
※ともはアイドルに詳しくありません。すでに、そうしたコンセプトのアイドルがいたらごめんなさい。
ヘビメタとアイドルの融合したBABYMETALは知ってます。

アイドルファン「うお〜うお〜」
波のような歓声で会場がゆれる。
ファンたちは、一瞬でグロロちゃんを受け入れ、魅了されたのだ。
多くの者たちには、彼女を立たせるための台。それを隠している白い布さえもが、天使の羽に見えたほどだ。

ミスQ「やったわねグロロ。あなたなら、自分の力で立ち上がれると信じていたわ」
グロロ「プロデューサー」
ミスQ「私はあなたを奮い立たせるために、わざとテンガロンハットを置いたのよ」
グロロ「そうだったんですね」
ミスQ「そうに決まってるでしょ」
グロロ「はい、信じます」
グロロちゃんの純真な心は、さらにファンを掴んだ。
こうしてアイドル・グロロは、その道を究めたのだった。
[完]
おわりです。
グロロちゃんのコスチューム写真を、ただ紹介するのはつまらないと思って始めたこのシリーズ。
バカみたいに続けてしまいましたが、とりあえずは今回で終わりです。
たぶん。
グロロちゃんが、アイドル業界から消えてから一ヶ月。
アイドルとしてトップの座に輝いているのは、ママ仮面だった。
全裸なので、TVには出られないというグロロちゃんの予想に反して、ママ仮面は巧みな技で秘部を隠しきって、芸能界の荒波を乗り越えていた。
ママ仮面「私はやったのよ。頂点に立ったの!」
そんな彼女に油断があったとしても、誰も責められないだろう。
一瞬の隙をついて、熱狂的なファンが彼女の仮面に手をかけて、剥ぎ取ってしまった。
悪いファン「キャストオフ!」
ママ(仮面なし)「しまったっ」
すぐに顔を隠そうとする。ただ、そうすると秘部が見えてしまう!
顔も、秘部も、どちらが見えてもママ仮面としては終わりを意味する。
絶体絶命のピンチだ。
その時……
謎の声「これを使って」
そのに投げ込まれた1枚のパンティ。
ママ(仮面なし)「助かった!」

ママ仮面「セットアップ」

ママ仮面「Newママ仮面」
秘部を見せること無く、『蒸着』より早く0.005秒間で完了させる。
謎の声「いや、それで秘部を隠してもらおうと思ったのに」
Newママ仮面「その声。あなたは……」
そこに立つ少女を誰もが知っていた。
Newママ仮面を救ったのは、グロロちゃんだ。

Newママ仮面「グロロちゃん」
グロロ「私、戻ってきたの。自分で新しいスタイルを確立して」
Newママ仮面「新しい? その感じはロックなの?」
グロロ「違うわ」

そう言うとグロロは、あるモノを取り出し顔に装着した。

Newママ仮面「それはゴシックの時に使っていた眼帯」
グロロ「そうよ。ロックとゴシックの融合。ゴロックよ!」
※ともはアイドルに詳しくありません。すでに、そうしたコンセプトのアイドルがいたらごめんなさい。
ヘビメタとアイドルの融合したBABYMETALは知ってます。

アイドルファン「うお〜うお〜」
波のような歓声で会場がゆれる。
ファンたちは、一瞬でグロロちゃんを受け入れ、魅了されたのだ。
多くの者たちには、彼女を立たせるための台。それを隠している白い布さえもが、天使の羽に見えたほどだ。

ミスQ「やったわねグロロ。あなたなら、自分の力で立ち上がれると信じていたわ」
グロロ「プロデューサー」
ミスQ「私はあなたを奮い立たせるために、わざとテンガロンハットを置いたのよ」
グロロ「そうだったんですね」
ミスQ「そうに決まってるでしょ」
グロロ「はい、信じます」
グロロちゃんの純真な心は、さらにファンを掴んだ。
こうしてアイドル・グロロは、その道を究めたのだった。
[完]
おわりです。
グロロちゃんのコスチューム写真を、ただ紹介するのはつまらないと思って始めたこのシリーズ。
バカみたいに続けてしまいましたが、とりあえずは今回で終わりです。
たぶん。
コメント
コメント一覧 (2)
完結なのにサムネがママ仮面で「な、なにごと!?」と。笑
アイドルには詳しくなくても特撮には詳しい模様のともさん、ここにきて眼帯や天使の羽(!)を活かしてきましたか!ミスQも出てきてくれて嬉しかったです。
aika773
が
しました