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グロロちゃん(makepureグロテスク125㎝)のお口。
これは、口の中の歯が少し見えている写真。かわいい。

少し前に、お口が開閉可能なドールが登場しました。
そのことについて書いた記事。
「「ママ」RUMIKA化計画・続報(口が動くヤツ)」

すでにお迎えした方も、当然ながらおります。
その中でも、バラッツさんのブログは、特に詳しくレポートされてます。
なお、バラッツさんは、CATDOLLもお迎えしており、そちらでも楽しくてタメになる記事が一杯です。
バラッツさん、イラストもうまいので、楽しい漫画も載っていたり、とにかく「スゲー」ブログです。
「マイクロドール」
http://microdoll.blog.fc2.com/

口の開閉について、写真とイラスト(!!)で解説された記事があります。
開閉は調整が可能で、調整によって開き方が、かなり変わるようです。
「口開閉の調整」
※リンクの許可いただいてます。

その構造について、ザックリ書くと、頭蓋骨の下の方に下顎の骨を内蔵して、ネジで動かせるようにしている、というもの。
で、思いついたのですが(やっと本題です)、グロテスクも最初から口の中に広いスペースが空いています。
「ここに下顎を内蔵できれば、口が動くのでは?」
と思いました。
※そのことをTwitterでつぶやいたら、makepureの公式に「いいね」されたりして「もしかして採用?」と思ったりもしました。ただ、可動に関しては、公式さんはあまり興味ないようなので、実現は遠そうです。
まあ、公式が取り入れたとしても、すでにうちにいるグロロちゃんの口が動くようになる訳ではありません。ここは自力でやるしかないのです。
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グロロちゃんのヘッド。首に繋がる部分。
真ん中の穴が、ボディからのフレキシブル背骨が入る所。
穴の周りが少し割れてきてしまってます。この撮影の後にシリコンで補修しました。
写真の下の方が顔の正面側です。
アゴの裏に白い塊がありますが、これはシリコンのカタマリで、外すと口の中の空間に繋がった穴があります。
おそらく、制作時のなんらかの作業のために開けた穴だと思われます。
仮に下顎の骨を内臓するなら、この穴を広げてやることになりそう。
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口の中の空間のイメージ。
薄い青で示したのが空間になってます。
他のラブドールだとお口の穴もホールなので円筒形ですが、グロテスクは「穴はあるけど使用不可」なので、人間とおなじような空間になってます。
ちなみに、仰向けにして体を揺らすと、口をパクパクします。
顔の下半分に骨格が無いためだと思います。
(これ、喋っているように見えたりもします)

上記したように、下顎の骨格があれば、外皮は動く素養を持ってます。
そして骨を入れる空間もある。

ただ、大きな改造になるので、失敗が本当に怖いです。
頭(というか顔)が裂けたりしたら、ショックで立ち直れません。
一時期は中古のグロテスクを入手して、改造のテストに使うことも考えましたが、それはそれで改造される中古のグロテスクがかわいそうな気がします。
(改造に失敗したグロテスクのホホにイナズマのようなキズが出来て、私に復讐にくるという夢も見ました。そのキズは原作版の仮面ライダーと同じ形でした。私、オタクなもので)

残された方法としては、公式にお願いして、骨格にシリコンをつけただけのヘッドを売って貰う。
植毛もグロテスクメイクも無しで。
これならテストに使えそう。
一見いいアイデアですが、躊躇してしまうのは、「あんたの所のドールを改造するから売ってくれ」と言えるかどうか。
あまり気分が良い話ではないですよね。公式の製作者としては。

やや安全そうな別案もあります。
もともと口の空間にアクセスするための穴はあるので(写真にあるシリコンで塞いである穴)、そこから小さな風船を入れて膨らましてみる、という案。
口を開閉する、と呼べるほどの自由度はないですが、膨らませて止めれば口が開き、空気を抜けば閉じるぐらいはできそうです。
写真撮影の時の表情を付ける程度の役には立ちそう。
風船が開いた口から見えてしまうデメリットありますが、赤の風船にすれば舌か口の中に見えるかも?
また、ホホを膨らませるプンプンの表情もできたりして?
とりあえず、これを試してみようと思います。
また、ご報告します!