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これまでの流は、こちらの記事をご覧ください。

「リアルQちゃんからの手紙」

「リアル幼女、暴走す(ランドセル編)」

「Qちゃんのランドセル写真」

前回、「これで終わり」と書いたのですが、諸事情により、もう一回だけ記事にします。
諸事情とは、友人から「記事にして」とのオーダーがあったのです。
けっこう悩みましたが、ここまでやってきて最後の話を伏せるのも気持ち悪いので書きます。

念押しになりますが、子供にアダルトグッズであるラブドールと関わらせるのは、良いこととは思いません。
私も最初のうかつな行動を後悔しています。
現状は、ハッピーなことが多いように見えますが、時間が経って、これから娘ちゃんの人生に、このことがどのような影響を及ぼすのか不明です。
未来まで責任を持って行動しないといけないと、考えています。

本題。
先日のランドセル写真を送りまして、友人から連絡がありました。

友「Qちゃんの写真ありがとう」
とも「いいえ、こちらこそランドセルをありがとう。もらって良かったよ」
友「娘も喜んでた。で、相談がある」
とも「えっ、なに?(いやな予感)」
友「 娘が手紙を書くと言ってる。いいかな?」
とも「手紙。うん、まあ、いいかな」
友「それと、Qちゃんへのプレゼントもあるらしい」
とも「えっ、プレゼント? こちらがランドセルを貰ったのに。こっちがお返しのプレゼントするならわかるけど」
 友「あのランドセル写真の中で、娘がプレゼントしたネックレスをQちゃんの手首にまいただろ」
とも「うん。それが何かまずかったか?」
友「そうなんだよ。娘曰く『あれはネックレスだよ。ブレスレットじゃないよ』だそうだ。で、改めてブレスレットをQちゃんにプレゼントすると言ってるんだ」
とも「ううっ、よかれと思ってやったんだけど、そんな展開になるとは……ミスした。また関係が続いてしまう」
友「諦めてブレスレットをもらってくれ。娘は嬉々として製作してるぞ」
とも「……分かった。それを断ると娘ちゃんが悲しむな。受け取るよ」
友「気にするな」
とも「私から見たら、娘ちゃんの父親のお前がなんでそこまでノンキなのかが、わからないけどな」
友「まあ、なるようにしかならないからな」
とも「不安しかないけど。まあ、じゃあ、送ってくれ。届いたら連絡する」
友「おう、頼む」

で、届きました。
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↑ブレスレットは両手用ということなのか、2つ入ってました。
手首に磁力パワーを持つQちゃんですが、これを付ければ氷と炎の能力も得られそうです。

そして娘ちゃんからの手紙も。
毎度のことですが、また謎の手紙です。
私は友人に連絡しました。
とも「届いたけど、また手紙が謎なんだけど」
友「ああ、それな。まず、娘から『絶対に伝えて欲しい』という伝言がある」
とも「絶対に? なんだろう」
友「『手紙が全部『ひらがな』なのは、Qちゃんが漢字だと読めないかもしれないからそうしました。私は漢字が書けます』だってさ」
とも「お気遣いありがたい。が、こちらが手紙について聞きたいのはそんなことじゃないぞ」
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↑こちらが問題の手紙。名前の部分と、イラストの一部(駅名が書かれていた)は隠しました。

友「電車のことだろ」
とも「そうそう」
友「それさぁ、娘は電車で通学してるんだよ」
とも「初耳だな」
友「優秀な私学の小学校に通わせてるんだよ。だから電車通学」
とも「意外に教育熱心なんだな」
友「妻がね。私学だから金持ちも多いよ。うちは違うけど。だからランドセルもおしゃれ系が多いのかもしれん」
とも「この手紙、娘ちゃんは自分が電車通学だから、Qちゃんもそうだと思って書いたのかな?」
友「違うよ。娘もQちゃんが人形で学校に行かないのは理解してるんだよ。だけど、娘としては『一緒に学校に行く』って想像して楽しんでるんだよ」
とも「そうなんだ。まあ、想像して遊ぶのは人形の基本かもな」
友「娘は、寂しい思いをしているらしいからな」
とも「えっ、なんで?」
友「幼稚園まで一緒だった近所の子供たちは、近くの小学校に行ってるからな。遠くから電車で通ってる娘には、学校にあまり友達がいないんだよ。まあ、普通なら今頃には慣れて友達も出来たはずだろうが、コロナもあって学校にも行けてなかった。最近は学校が再開されて少しは変化してきたみたいだけどな」
とも「なるほど。大変だな」
友「それで、『後輩としてQちゃんが一緒に電車で学校に行く』と、想像してるのさ。子供のごっこ遊びだ、許してやってくれ」
とも「許すも何も、こちらは大丈夫だけど。それより、娘ちゃんの寂しい気持ちをどうにかしなくて良いのかよ」
友「大人が口出ししても、どうにもならないからな。時間が解決するだろう、こういう問題は」
とも「それでいいのかな……」
友「あと、近所の英会話教室にも行くことになったから。そこで近所の子供とも会えるはずなんだ」
とも「英会話。小学生が」
友「そういう時代なんだよ」
とも「子供を育てるって大変だな」
友「まあね。でも、子供だけじゃないさ。仕事だってそうだし。趣味だって。おまえのドール関係だって、いろいろあるだろう。世の中、そういうものさ。大変じゃない物なんて、存在しないよ。大変だから面白い訳だし」
とも「子育てとドールを一緒にしない方がいいぞ。どこぞで反感を買いそうだ」
友「いいさ。もう一度言うぞ。世の全ては『大変』で出来てる。そこに区別も差別もない。だから面白い。簡単なんてつまらん」
とも「まあね。おまえの言葉は、ドール仲間は好意的に受け取ってくれると思うよ」
友「そうだろ。これ、記事にしてくれよ。名言なんだから。ブログで俺の評価を高くしたいし」
とも「なぜラブドールのブログでの評価を気にする、おまえは。それに、そんな話をしたら、すべて台無しだろ」
友「ざっくばらんな所も俺の魅力だがらな」
とも「自分で言うなよ」
友「とにかく頼んだぞ」
とも「へい、へい。乗り気はしないけどね」

というわけで、娘ちゃんの父である友人の評価を上げるため、また記事にすることになりました。
娘ちゃんに、Qちゃんがブレスレットを身につけた写真は送ってません(それが喜ばれるのは分かってますが)。
あと、Qちゃんから「私も、一緒の通学が楽しみ」とか伝えることも出来たのですが、ここも我慢して止めておきました。
これ以上、ずぶずぶな関係を続けると本当にヤバイ気がしているので。
ただ、まったく何もなしというのも、娘ちゃんが傷つくかもしれないと思い、「Qちゃんも大喜びだった」とは伝えました。
もらったことを無視はせず、「ちゃんと喜んでるよ」とだけは最低限伝えた形です。
これまで、私がノリで、いろいろ事態を悪化させている自覚があります。
子供の純真な善意がからむと、本当に流れを止めるのが難しいです。
あちらの善意に、こっちも喜ばせようとしてしまうし。
この記事も、ただ、娘ちゃんの楽しいところだけを伝えられれば本当に良いのですがね……。
楽しい内容も含む記事の最後に、反省や後悔など書いて、ションボリさせて申し訳ありません。
ただ、この記事を読んでくれたみなさんも、娘ちゃんの今後の健やかな成長を願ってくれれば、ありがたいです。