「ナナミ」さんの所へお出かけしている「あいか」ちゃん。※過去に撮影した写真です。

［これまでの簡単なまとめ］
突如連絡してきた「ナナミ」さんは、私の古い知り合いで、Xジェンダーの方です。
彼女は今まで生きてきた中で、自分の少女（女性）を切り離したような感覚があり、それが、まだ自分の側に別の存在として居ます。
その少女との関係を解決するために、対照となる物を用意して、話しかける（対話する）方法がよいそうです。
いろいろためしてみた彼女でしたが上手くいかず、リアルな少女を再現しているラブドールに行き着きました。
ただ、自身では本物のラブドールに触れたことがないので、お試しとして私の家の「あいか」ちゃんを送って、ラブドールがどんなものかを知ってもらいました。

先日は、最初の印象について連絡をいただきました。

今回は、そもそもの目的に使えたのか連絡がありました。
結果は、ぎり残念なものでした。
「あいか」ちゃんでは、上手くいかなそうです。
一方でラブドールは、かなりいい線いっている、とのこと。
まあ、「あいか」ちゃんは、「ナナミ」さんの少女時代とは、まったく似てないドールですから。
そもそもは「似てる」ことは重視しないという話だったのですが、対象物がリアルで少女に見える存在だと、逆に「似てる」ことが重要に感じられるのではないでしょうか。
これはある程度は感覚としては理解できます。
たとえばスターを模したぬいぐるみなどディフォルメされた大雑把作りでも、大丈夫な場合があります。一方で、蝋人形な造形になると、逆に差異が気になって別物に見えてしまう訳です。

似せるには、オーダーメイドしかないだろうな〜。
ここで問題となるのは、まず予算。
既製品のロリドールなら20万以内で手に入ります（それでも十分高い）。
しかも、対話が終われば売るコトも出来ます。（未使用品などで高めに買ってもらえるはず）
オーダーメイドは、倍額以上かかる上に、売るコトは出来ません。（出来るかもしれませんが、心情としてどうだろうか）

オーダーメイドしてくれるメーカーは、実は沢山あります。
以前書いた記事