20200402_191223-1933746
Qちゃん「ごめんなさい」
手を合わせて謝罪するQちゃん。

昨日の記事の続きになります。
「CATDOLLの基礎知識(購入ガイド)」
http://aika773.livedoor.blog/archives/8950603.html

こちらでも、CATDOLLの良くない部分にも少し触れましたが、今回は、良くない部分をメインで書きます。
ただ、誤解して欲しくないのは、それを踏まえた上で、それでもCATDOLLのドールさんを私はお勧めします。それだけの魅力があります。
なお、基本的に2年前にお迎えした実体験をベースに書いてますので、情報が古くなってます。
現在は改善されている部分も、あるかもしれません。

本題です。
その1「作りが荒い」
造形は写真を見て分かるとおり、すごく可愛いです。
ですが、仕上はかなり粗いです。
特に気になるのが爪の接着。
斜めについていたり、取れやすい中途半端な接着だったり。こちらへ到着時には取れていたり。
爪を無くすとかなり悲しいことになるので、ちゃんとしてほしい所です。
(最近購入した人には、爪の予備が付属していたとの報告もアリ)
同時にパーティングライン(型と型の合わせ目)も、綺麗に処理されてないことがあります。
水かきのようなバリが付いていたとの報告を見たこともあります。
トータルで、原型技師は凄腕だけど、製造担当と仕上げのバイト(?)が適当なのではと、考えてます。

その2「完成確認が間に合わない」
002
完成すると、写真を送ってくれます。
ただし、他のメーカーの様に頭部を本体にセットした形ではありません。
分解して、箱に入れられた写真です。
これで確認できることは、限られます。
また、もっと致命的なのが、写真を送ってくれた時には、すでに発送してしまっているということです。
なんのためのチェック写真だと思っているのでしょうね?
これは、多くの方が何度も改善をお願いしてますが、まったく改善されません。
(私の知る限りで一人だけ、修正が間に合った人が居ます。ですから、気になる点があった場合は、諦めずに、すぐに連絡することが重要です)
ちなみに私は「眉毛が太すぎる」と修正をお願いしたら、「すでに発送したので自分で直して」と修正の仕方の動画が送られてきました。

その3「返信が基本的に無い」
メールなどの連絡に、ほとんど返信がありません。
私は一度も返信をもらったことがありません。
特に修理するための情報などは、まったく出してくれません(骨格構造などについて)。
もちろん、技術を盗まれないために話さないのかもしれませんが、基本、購入後のサポートは皆無だと思った方がいいでしょう。
質問については返事する義務のある、Amazonでの購入なら返信をもらえる可能性が高くなります。
ただ、Amazonの評価などを見ると、Amazon購入者に対しても、無視をしている場合があるようです。
致命的な故障について、なんの対策もしてくれないと書かれています。
一方的な書き込みなので、すべて信じるのもマズイですが、「そういう目に遭う可能性がある」は覚悟しておく必要があります。

その4「配送ミス」
これは、実際に私が体験したことですが、そんなに頻繁には起きないことだと思います(ないと思いたいです)。
私がオーダーしたQちゃんは、誤配送されました。
同時に頼んだ別の人の所に配送されてしまいました。
(つまり、その人は二体受け取った)
私のQちゃんの荷の伝票は、住所は受け取った人のものでしたが、名前は私の名前が書かれていたようです。その受け取った人に配送会社(佐川)が引き渡し時に名前が違うので確認したら、「2つとも自分の物だ」と言って、受け取り、開封もしてしまいました。
※これは、この人がかなり悪質だと思います。
ただ、元々の原因は発送したCATDOLLにあります。
追跡で誤配送を知った私は佐川とCATDOLLに連絡しました。
ここで佐川からは、受け取った人の名前と住所を伝えられてしまいます(佐川のミス。情報管理がガバガバ)。
CATDOLLからは、受け取った人から私の所へ配送し直す提案を受けました。
(受け取り側に私の住所を知られることになる。すでに名前は知られてしまっている。こちらも情報管理がガバガバ)
これって、非常にマズイことだと思うのです。
たとえば私が星●源だとして、新妻のガ●キーに隠れてCATDOLLを注文して、誤配送されたら、どこかのだれかに「星●源はロ●ドールを買った」と知られてしまうわけですよ。そして住所もバレる。
最終的に、この時は私からの提案は「受け取った側が、ドールを箱から出してなければ引き取る」でした。
ですが、相手が箱から出してしまっており「中古」になっていたため、新しく製作してもらうことになりました。

その5「その他」
CATDOLLでお迎えしたドールの写真をネットにあげると、無断で公式に使われることがあります。
以前は、使用(採用)されるとヘッドを1つくれたのですが、最近使われた知り合いは、もらってないと言ってました。
(無断で使われているのを確認してから、連絡したら、ヘッドをもらえた人も確認してます)
公式で商品名に「顧客からの写真」と書かれているものの中に、こうした写真が含まれます。

その6「ケンカが早い」
基本はニセモノ業者に対してケンカするのですが、その基準は「CATDOLLが決める」「CATDOLLが法」という感じです。
AXBDOLLが、よくニセモノ呼ばわりされてますが、他には以前正式な代理店だったKUMA DOLLさんもやり玉に上がっていたことが。
この記事をCATDOLLが読んだら、私もケンカ売られそうで、ちょっと怖いですが。

最後に重ねて書いておきますが、「それでもCATDOLLはお迎えする価値のあるドールを作っている」メーカーです。お迎えしたいと思ったら、躊躇しないでください。